- 赤ちゃんの飲み物はいつから?
- 何をあげればいいの?
- 麦茶や白湯はいつから?
- ジュースや牛乳は?
大人と違って胃腸が成長途中の赤ちゃん。
ずっと母乳を上げられればいいですが、ママの体調だったり仕事だったりで母乳以外の飲み物をあげなければならないことって多々ありますよね。
初めての育児だと、赤ちゃんに対して母乳以外のどんな飲み物をあげたらいいかわかりません。
私も長男のときは母乳の出が悪かったり乳腺炎になったりで、おなかを空かせた我が子に何をあげるべきか調べまくりましたもん。
今回は、赤ちゃんへの飲み物に迷っているママのために、母乳が出ないときにあげて大丈夫な飲み物についてお伝えしていきます。
私の経験を元にお伝えしますが、内臓がまだまだ不安定な赤ちゃんです。
「ここに書いてあったから!」と急にあげずに、少しずつ飲ませて様子を見て、徐々に量を増やすなど、赤ちゃんを見ながら工夫してみてくださいね!
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>>ウォーターサーバー赤ちゃん向けのおすすめ3選
赤ちゃんの飲み物はいつから?
そもそも赤ちゃんの飲み物にはどんなものがあるかご存知ですか?
- 白湯
- 果汁
- 赤ちゃん用のノンカフェインのお茶(麦茶など)
- 赤ちゃん用ジュース
- 赤ちゃん用イオン飲料
簡単にあげただけでもこれぐらいの種類があります。ではこれらの飲み物をいつからあげていいのでしょうか?
赤ちゃんは生まれてから離乳食が始まる半年ぐらいまでは、母乳やミルクのみの水分で問題ありません。
離乳食が始まるまでの赤ちゃんの運動量を見ても、母乳やミルクの栄養分で何も問題はありません。
お風呂上りに白湯を飲ませた方がいいなんて話もありますが、私の周りのママ友のほとんどは母乳か粉ミルクをあげていました。
核家族状態で初めての赤ちゃんのときに、お風呂一つ入れるのも必死。更に「白湯を作る手間を省くべきか?」といえば、私はそこまでする必要はないと思います。
おばあちゃんとか遊びにきたら、白湯作ってくれたりするんですけどね。
\一瞬で白湯作りできる(笑)/
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私はお風呂上りにはいつも粉ミルクか母乳を飲ませていました。粉ミルクはお腹にたまるので、お風呂上りにあげると夜はぐっすり寝てくれていたんです。
なので無理して白湯をあげる必要はないと思います。夏場の暑い時期でも、半年以内であれば粉ミルクや母乳で大丈夫だそうです!汗で出て行った水分や栄養分を母乳などがしっかり補ってくれるからです!
どうしてもミルクや母乳以外の場合は、半年以内であれば白湯がおすすめです。
私たち大人は暑いと冷たい飲み物を飲みたくなってしまいますが、冷蔵庫できんきんに冷えた飲み物を赤ちゃんにあげてしまうのはNGです。
赤ちゃんの胃腸はまだ育っている途中なので、あまり冷えたものをあげてしまうと体への負担がとても大きくなってしまうから。また雑菌などのリスクもあるので、必ず一度沸騰させた湯冷ましをあげてくださいね!
赤ちゃんのミルク以外の飲み物はいつから?
白湯
母乳以外に最初に飲む飲み物はだいたい白湯ではないでしょうか。白湯は新生児から与えて大丈夫です。(といわれることが多く、安全を保障するわけではありません)
「白湯」とは、沸騰したお湯を冷ましてあげるだけなので、ママへの負担も少ないですよね。産院とかでも、「白湯は新生児に与えてもOK」と指導を受ける場合もあるくらい、白湯は胃腸に優しい飲み物なんです。
白湯をあげるときは、哺乳瓶にいれてあげてOKです。白湯を作る時に、お湯を沸騰させるのは、水中の菌を死滅させるため。なので、赤ちゃんに上げる白湯は、基本的に長期保存はしないことをおすすめします。
器や手などから、細菌が再び繁殖する可能性が高いですからね。離乳食前の暑い日に、何かミルク以外の飲み物をあげたいときにも白湯はオススメです。
熱くて飲みづらいのではないかという声もあるかもしれませんが、湯冷ましした常温のものであれば、赤ちゃんも飲みやすくなると思います。大人だって具合の悪いときには、なるべく体温の36度くらいと同じ温度の飲み物を摂ると、吸収もよく体の負担が少ないといいますからね。
果汁
果汁は生後3か月ぐらいからあげていいなんて話も聞きますが、私は以下の理由から、あまりオススメしません。
- 果汁で食物アレルギーが出る可能性があるから
- 虫歯の原因になりそうだから
- 糖分が多すぎるから
離乳食前にあげると食べ物アレルギーなどがでてきてしまうことがあるので、果汁は離乳食が始まってからあげるほうが無難でしょう。また、「果汁をそのままあげてしまうと糖分が怖い」という方も多いですよね。
不安な方は、離乳食が始まった後に開始した加重に、湯冷ましも一緒に混ぜてあげるといいですよ。味も薄まるし、糖分ももちろん薄まります!「糖分って?」と思う方はスルーしてくださっていいんですよ!気になるママと気にならないママに分かれますし、愛情あればどちらでもいいんですから!
赤ちゃん麦茶
赤ちゃん麦茶は価格も安くノンカフェインなので赤ちゃんにあげやすいですよね。では、そんな赤ちゃん麦茶はいつからあげるのがベストなのでしょうか。
私独自のリサーチによると、だいたい生後半年以降といわれています。
赤ちゃんは、通常生後半年ぐらいから離乳食が始まります。一般的には離乳食が始まるタイミングで、赤ちゃん麦茶をあげはじめるママが多いようですよね。我が家でも離乳食をあげるタイミングで麦茶を始めました!
(次男は覚えてないな…)
はじめはミルクの味とは違うので全く飲みませんでしたが、練習を重ねるうちに少しずつ飲んでくれるようになりました。最初からゴクゴク飲む赤ちゃんもいるし、麦茶の飲み方には個人差があります。
我が家の場合は半年で、ストローで麦茶を少しずつ飲むぐらいに成長しましたね!他のママ友に聞いてもほとんどの人が離乳食を始めるタイミングで麦茶を始めたと言っていました。
もちろん麦茶だけではなく、母乳やミルクを併用しながら麦茶を飲ませていましたよ。ここでいくつか注意してほしいことがあります。
- 大人用の麦茶だと苦みが多いので赤ちゃんに飲ませるときは必ず2~3倍に薄めてあげよう。
- 赤ちゃん用の麦茶を手作りする場合は、必ず煮出そう。
- 手作り麦茶は2日ぐらいで飲み終わろう。(長期保存しない)
- 麦茶をあげるときは、冷蔵庫から出したての麦茶をあげるのではなく、常温に戻した麦茶をあげよう。
赤ちゃんの内臓や味覚は、まだ発達段階なので大人と同じものではなく、赤ちゃんにあった麦茶をあげてくださいね!詳しくは「赤ちゃん麦茶の作り方と保存方法など注意点!」の記事にまとめたので、そちらも合わせてご覧ください!
ミネラルウォーター
最近では各家庭でウォーターサーバーをおき、赤ちゃんに安全で美味しい水をあげる人も多いようです。
コンビニで売っているミネラルウォーターも、赤ちゃんにあげることができます。
※賞味期限と温度を要確認
最近のコンビニでは冷蔵庫ではなく常温で置いてくれているところもあるから、赤ちゃんにあげる場合にはありがたいですよね!ただし、どんなミネラルウォーターでも赤ちゃんにあげられるわけではありません!
ミネラルウォーターを飲ませるときは、必ず成分を確認してください。「硬水」だと赤ちゃんのお腹に負担がかかることがあります。赤ちゃんにあげるときは、「軟水」を選ぶようにしましょう。
>>硬水と軟水の違いは何?赤ちゃんミルクに適しているのはどっち?
例えば軟水の「いろはす天然水」は、赤ちゃんにもあげられる水というのをCMで売り出していますよね?コレはつまり、いろはすが軟水で、滅菌してあるミネラルウォーターであるという意味ととらえていいのではないでしょうか。
お店で2択だったら、赤ちゃん用なら迷わずいろはすを選んじゃいそうな、嬉しいアピールですよね。
赤ちゃん用ジュース
赤ちゃん用のジュースは、離乳食時期から与えることができます。麦茶などと比べると、糖分や塩分が多いジュース。
あまり早くにあげてしまうと、消化器官が未熟の赤ちゃんには、身体的負担が多いので気を付けてくださいね!また赤ちゃんにジュースを毎日あげていると甘い味になれてしまい、お茶などを飲まなくなってしまうこともあるそうなので気を付けましょう。
また、ジュースをあげるということは、糖分が多く含まれているので赤ちゃんにとって虫歯のリスクが高くなります。ジュースを飲ませた後は、歯磨きするなど歯のお手入れをしっかりしてあげてくださいね!
私は歯磨きの手間をかけないため?ジュースはほぼ与えずに育てました。離乳食が進んで果物の味で覚えれば十分かな~って考えていたんですよ。
ジュースを上げるかどうかは、ママの好みですね。
赤ちゃん用イオン飲料
赤ちゃんにもOS-1やポカリスエットがあるのご存知でしたか?赤ちゃん用イオン飲料は、だいたい生後3か月ぐらいから飲めるようになっています。
下痢や嘔吐、熱中症の心配があるときにはあげてください。
しかし、こちらも甘くできているので、あげすぎると母乳拒否やお茶を受け付けくなってしまう可能性あり。
あげすぎには注意ですよ。
言うまでもないですが、大人用と赤ちゃん用では成分の濃度が変わってきます。大人用のイオン飲料を赤ちゃんに与えるのは絶対にやめてくださいね。
薄さもお茶と違って何倍などの目安がないので、赤ちゃんのイオン飲料は手作りではなく、市販されたものを使う方が安全です。
加熱した牛乳
赤ちゃんに牛乳は、1~2歳からで十分です。我が家は長男が腸閉塞をしていたので、10歳くらいまでは豆乳オンリーでしたよ。豆乳も3歳以降にあげ始めました。
あ、でも学校では飲んでたな。1年生から牛乳スタートでした。
牛乳は健康にいいというイメージがありますが、発育が未発達の赤ちゃんにとっての牛乳は、逆に体に負担となるので注意してください!
牛乳に含まれる成分を赤ちゃんはきちんと吸収することはできず、呼吸困難やじんましんの症状がでてしまうことがあるのです!
なので、どうしても赤ちゃんに牛乳を与えたい場合は、生後7~8ヶ月で必ず加熱したものを少量与えるようにしてください。
加熱していない牛乳は1歳をこえてから少しずつ上げましょう。
乳児ミルクはいつまで?
いつまでという期限はありませんが、だいたいは離乳食が3回食になる10か月ごろに、ミルクをやめるお母さんが多いそうです。
ただ上にも書いたように、牛乳は1歳を超えてからなので、その間はフォローアップミルクをあげます。
だいたいのドラッグストアや赤ちゃん用品を売っているお店では、1歳までのミルクの近くに1歳からのフォローアップ粉ミルクが売っているはずです。
まずはそのフォローアップミルクを少しずつ飲ませながら乳児ミルクは卒業していきましょう。
まとめ
- 赤ちゃんの母乳以外の飲み物には、ミルク・白湯・赤ちゃん麦茶・果汁・赤ちゃんイオン水・ミネラルウォーター・フォローアップミルク・赤ちゃんジュース、がある。
- 赤ちゃんのお風呂上りは、白湯でなく母乳かミルクで十分である。
- 白湯は、新生児から上げてもOKと産院で指導されることが多い。
- 果汁やジュースは、糖分過多や虫歯リスクが上がるため、赤ちゃんに与えるのはあまりおすすめできない。
- 果汁は生後3ヶ月頃から薄めて、赤ちゃんジュースは離乳食が始まってから与えてよいとされている。
- 赤ちゃん用イオン水は、病気のときの脱水対策にあたえるくらいで、日常的に与えることはあまりない。
- 赤ちゃん用イオン水は、大人用は糖分が多すぎるので、必ず赤ちゃん用を与える。
- 加熱した牛乳は1~2歳からで、1歳くらいの赤ちゃんには加熱したものを少量与える。
- 牛乳より、フォローアップミルクのほうが、1歳~の赤ちゃんには適している。
赤ちゃんのいる家庭で、初めての育児などのとき、ママは迷いまくりますよね。参考までに、赤ちゃんにあげていい飲み物を経験からお伝えしてきましたが、お役に立てましたか?
「おすすめできない」というものは、健康の観点からお伝えしていますが、おおもとの愛情があれば、ママの育児負担を減らすための許容範囲は広いと考えてくださいね。
育児に「絶対」はなく、個性によるところがおおきいからです。
ママの個性。
赤ちゃんの個性。
赤ちゃんと見つめあいながら、赤ちゃんが口にするものを一緒にゆっくりと、決めていってください。永遠に続くかと思われるほどに、目が回るほど大変な赤ちゃん育児。終わってみれば一瞬でした。
大変な中で「そんなにかわいいのは今だけなんだから、ママ、しっかりと赤ちゃんと向き合って!」などと年配ママに言われると、「け、こっちは毎晩寝れてないのに、そんな余裕ないってのw」
と、かわいげもなく腐っていた私だからこそ、大変なママの気持ちもわかりつつ、それでも「今しかないんだよ!」と強く訴えたくなっちゃうんですよ。
老婆心、不愉快でしたらすみません^^;