ウォーターサーバーは赤ちゃんのいる家庭で、「安全なお水で」「時間短縮して」ミルクを作れるということで、ママたちに大人気です。
我が家も2児のミルク作りはウォーターサーバーで乗り切りました。
私はウォーターサーバー導入前は、やかんやポットでお湯を沸かしてミルクを作っていたのですが…すごく時間がかかっていました。
ポットややかんではカルキを飛ばすために10分以上沸騰させる必要があり、この工程が本当に時間がかかって嫌だったんです。
けど、最近のポットや電気ケトルには、何と「カルキ抜き」機能付きのものがあるんですよ!
電気ケトルや電気ポットを使用してミルク作りをした場合、
ウォーターサーバーとどのくらい時間・お金が違うのか
を、徹底的に比較してみました!
電気ポットもウォーターサーバーと同様に高温水をキープできる優れもの。場所も取らず、お金もかからずなので、できれば低コストで安全で時短で赤ちゃんのミルク作りをしたい方は、参考にしてください!
赤ちゃんのミルク用のポットやケトルの選び方
まず、大前提ですが、赤ちゃんのミルクを作るポットやケトル、何でもいいわけではありません。0歳児の内臓はまだまだ弱いので、水道水の「カルキ抜き」を必ずしなきゃいけません!
十分な量の安全な水を沸騰させる。自動湯沸かし器(電気ポット)を使用している場合は、スイッチが切れるまで待つ。その他の場合は、湯が完全に沸騰していることを確認する。
注意:ボトル入りの水も無菌ではないので、使用前に沸騰しなければならない。引用元:厚生労働省HP
カルキ抜きは通常10分以上沸騰させておくとできると言いますが…赤ちゃんのお世話やミルク作りで大忙しで、お湯を10分沸騰って大変!って思いませんか?^^;
そんな方は迷わず「カルキ抜き」機能がついている、ポットやケトルを選ぶといいですよ。
うちはカルキが入っていないウォーターサーバーを選びました。
赤ちゃんのミルク作りのおすすめポット&電気ケトル
赤ちゃんのミルク作りに最適な「カルキぬき」機能が付いた電気ケトルとポットはコチラ!
上記の商品は、価格ドットコムで比較いたしました。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
今回は上記の「象印:VEまほうびん優湯生・CV-TZ22」「蒸気レスVEまほうびん・とく子さんPIM-A300」ポットと,赤ちゃん家庭にめっちゃお得な「プレミアムウォーター(cado)」の電気代とミルク作りの時間を比較していきたいと思います。
以下、
- 蒸気レスVEまほうびん・とく子さんPIM-A300⇒とく子さん・ポット
- 象印:VEまほうびん優湯生・CV-TZ22⇒象印・ポット
- プレミアムウォーター(cado)⇒プレミアムウォーター
と表記いたします!
赤ちゃんミルク作り…ポットウォーターサーバーどっちが安いか比較!
まず、赤ちゃんのミルク作りにかかる時間を計算してみました。
- 器具をひたひたのお湯で5~10分煮沸消毒する(乳首だけは3分ほど)
…10分 - ミルクをはかって哺乳瓶に入れる(明治の固形ミルクならはかる手間が楽々!)
…1分 - 70度以上のお湯を哺乳瓶の3分の2くらいの分量入れ、哺乳瓶を左右に振って中のミルクをしっかりととかす。その後哺乳瓶いっぱいになるよう、湯冷ましを入れる
…10分くらい - 哺乳瓶に乳首を設置して、流水か氷水で40度くらいまで冷ます
…2~3分 - 体温くらいまで下がったことを、腕の内側にミルクを垂らして確認する
…1分
所要時間…25分
参照元サイト:meijiほほえみくらぶ
>>詳しくは「赤ちゃんミルクを作るのにウォーターサーバーはいらない?ポットや電気ケトルの選び方!」をご覧ください。
25分…夜中に眠い中置きだしての25分は本当に辛いですよね…
この25分を元にして、以下の「時短」できるミルク作りの時間を見てください!
- プレミアムウォーター…15分
- とく子さんポット…45分
- 象印ポット…35分
- ※ポットの再沸騰機能で大幅に時間を短縮できますが、その時の外気により5~10分と考えましょう。
- ※赤ちゃんが1日に800mlのミルクを飲むと想定して計算しております。
- ※とく子さん・ポットは、年間電気代5,600円を月割りしております。(参考元サイト:タイガー公式)
- ※象印ポットは年間電気代7,600円を月割りしております(参考元サイト:象印公式)
「お湯を沸かす」という作業がいらない分、ウォーターサーバーが圧倒的に時間が短く済みます。
けど、ポットやケトルは水代がかからないぶん、とても安くすみますね。
ミルクを作る直前の沸騰が必須
十分な量の安全な水を沸騰させる。自動湯沸かし器(電気ポット)を使用している場合は、スイッチが切れるまで待つ。その他の場合は、湯が完全に沸騰していることを確認する。
注意:ボトル入りの水も無菌ではないので、使用前に沸騰しなければならない。引用元:厚生労働省HP
赤ちゃんミルクの大切なポイントは、ミルクを作る直前に、ミルクに使うお湯を沸騰させなくてはならない事です。ポットに数時間入れっぱなしの水をそのまま使うのではなく、再沸騰させる手間に、少し時間をとられます。
ポットだと、夜中に起きだしてポットを沸騰させる時間がどうしてもかかります。ただし上記の20~30分は自ら満タンで沸騰させた場合なので、保温からの再加熱であれば5分もかかりません。
ポットで赤ちゃんミルクを作る手順
ポットで赤ちゃんミルクを作る工程は、下の1番の器具を煮沸している間に「同時にポットを再沸騰」させることで解消するのではないでしょうか。
- 器具をひたひたのお湯で5~10分煮沸消毒する(乳首だけは3分ほど)&同時にポットの再沸騰ボタンをオンにしておく
- ミルクをはかって哺乳瓶に入れる(明治の固形ミルクならはかる手間が楽々!)
- 70度以上のお湯を哺乳瓶の3分の2くらいの分量入れ、哺乳瓶を左右に振って中のミルクをしっかりととかす。その後哺乳瓶いっぱいになるよう、湯冷ましを入れる
- 哺乳瓶に乳首を設置して、流水か氷水で40度くらいまで冷ます
- 体温くらいまで下がったことを、腕の内側にミルクを垂らして確認する
所要時間…15分
参照元サイト:meijiほほえみくらぶ
これで、ウォーターサーバーに比べると時間も同じで価格も4,000円ほど安くなる!ということです!
おすすめポットはコチラ
上の比較でもお伝えした、電気代がかなりお得なタイガーの電気ポット「とく子さん」はこちらです。スタイリッシュなデザインで形もスリム。しかも「なめらか給油」で細い注ぎかたを選んで安全に哺乳瓶に注ぐことができます。
赤ちゃんのミルクにウォーターサーバーはいらない?
ポットの精度がよく、月額料もこんなにお得ならば、水代も毎月4千円ほどかかるウォーターサーバーは、赤ちゃんのミルク期にいらない?と思っちゃいますよね。安さだけを見るなら、上記の電気ポットでも赤ちゃんのミルク期を乗り切ることはできます。
ただ、高くてもウォーターサーバーにこんなにメリットがある!ってことも是非知っておいていただきたいです!
- ミルクを作るとき、お湯を沸かさなくていい
- 湯冷ましをすぐに作れる
- 水の内部クリーン機能がついている
- 外気シャットフィルターつき
- 安心で安全の天然水がすぐに飲める
ミルクを作るとき、お湯を沸かさなくていい
ポットの場合は、赤ちゃんのミルクを作るたびに「再沸騰ボタン」を押して、一回沸騰させる必要があります。が、ウォーターサーバーはその再沸騰の手間がいりません!
湯冷ましをすぐに作れる
沸騰したお湯と同様に、赤ちゃん期に多く使用するのが「湯冷まし」です。もちろん湯冷ましもカルキ抜き必須。ウォーターサーバーは純水で内部クリーン機能があれば水をそのまま赤ちゃんにあげられます。機種によっては天然水でも、そのまま赤ちゃんにあげることができます。(各メーカーに事前に問い合わせてくださいね)
更に赤ちゃんが1~2歳になって内臓がしっかりしてきたら、それこそウォーターサーバーの水をそのまま赤ちゃんに飲ませられます!
これはめっちゃ楽ですよ!
水の内部クリーン機能がついている
ウォーターサーバーには内部加熱クリーン機能が搭載されているものがあります。定期的(もしくは手動)でサーバー内の水を加熱殺菌してくれるんです。これは赤ちゃんの体調を気遣うママには嬉しいですよね。大きな電気ポットを毎回流しにもって行って、ふたのすき間とかの殺菌を気にして泡ハイターなどでつけおきする手間などを、ウォーターサーバーは丸々省けます!
ミルクを入れる時間以外の手間暇が、ウォーターサーバーは格段に少ないんです!
外気シャットフィルターつき
ウォーターサーバーの機種によっては、サーバー内に外気が入らない構造になっています。空気からの細菌感染を防ぐことができるという事。上記の加熱クリーンシステム同様に、赤ちゃんの健康を守る安心の工夫がされていますね。
安心で安全の天然水がすぐに飲める
味に敏感な方は、水道水と天然水の違いをすぐに味わい分けますよね。天然水はとにかく美味しい…!それは天然水に含まれるミネラルが理由だと言われています。自然界のミネラル成分をそのまま家庭に届けてくれるウォーターサーバーは、赤ちゃんに自然で安全な水をあげられるとともに、一緒に暮らす大人も「おいしくて健康な水」と常に触れ合うことができます。
水道水を使うか、ウォーターサーバーを使うか。
多くのパパママが赤ちゃんの健康面をケアして、赤ちゃんが赤ちゃんのうちだけでも、ウォーターサーバーを取り入れるのは、安心安全を買っているという事だと思います。
赤ちゃんミルクをポットで作るデメリット
それでも安いしポットの方がいいに決まってる!というママのキモチもよくわかります。私もずっとそう思って、長男の育児の途中までは電気ポットを使ってましたもん。だからこそわかる、ポットのデメリットも念のためお伝えしておきます!
- ポット内部の衛生管理
- 中を洗うのが大変
- お湯を沸かすまでの時間がかかる
ポット内部の衛生管理
ポットの中のお湯、何度も継ぎ足して何度も沸騰。沸騰させているから除菌できているだろう、と思うのだけど…注ぎ口(温度が低いから高温除菌できていない)やふたの裏側など、やっぱり衛生度を高めるためにはまめに洗いたいところですよね。特に赤ちゃんが小さいうちくらいは。
中を洗うのが大変
上のタイガーのポットは1.1㎏。比較的軽いのだけど、シンクの中でひっくり返して中のお湯を出し、中を洗ってふたを分離させて洗ってさかさまにして乾かして…ってやるのはやっぱり大変です。ウォーターサーバーではこうした時間全て削減できますから!
長男が赤ちゃんだった10数年前のポットはもっと重くて大変でしたよwww
お湯を沸かすまでの時間がかかる
夜中にもし、授乳のときにポットのお湯がなかったら、そこから20~30分、お湯を沸かす時間がかかります。それでもコンロで鍋で10分以上沸騰させるよりは、カルキ抜きのポットならだいぶ楽ではあるけど…こうした突然の事態もウォーターサーバーになってからなくなりました!
ミネラルウォーターを買った場合の価格比較
また、水の安全面をケアしてペットボトルの水を大量に買って、赤ちゃんミルクをポットや電気ケトルで作ってるママもいました。その場合の価格比較もしてみました。参考にするのはコチラのお水↓。なるべく鮮度の高い状態で作るために、毎回開封できる550mlペットを選びました。これで4104円で、多分約1カ月分です。
- プレミアムウォーター(cado)は、月の電気代670円、水代3,283円、サーバー代550円なので…合計4,503円
- タイガーとく子さん(ポット)は電気代約670円の、水代4,104円…合計4,774円
ペットボトルの水を使うくらいなら、プレミアムウォーターのマムクラブの方が月額料金が安く済みます。
ウォーターサーバーとポット、どっちがいい?まとめ
私も2人の子どもたちが赤ちゃんのときだけ、ノンストレスでミルク作りを時短できるウォーターサーバーを導入していました。電気ポットを使っていた時期もあったけど、ポット内部の衛生度が気になって、躍起になって洗ったりして疲れてしまったからです。
もちろんノンストレスで電気ポットを赤ちゃんミルクに使うママも大勢いるから、絶対にウォーターサーバー!とは言わないし、ポットもいいと思いますよ!私も途中まではポットだったし。
ただ、だからこそわかる、ポット⇒ウォーターサーバーに変えたときの、赤ちゃんミルクに対する気負いがなくなった感じを、多くのパパママにお伝えできればとこの記事を書きました。
電気ポットでも十分。だけどただでさえ大変な育児の心身ともの負担を、大幅に軽減できるウォーターサーバーは、頑張るパパママの大いなる力になってくれます!